大人ニキビの原因であるアクネ菌を増やさないようスキンケアと正しい生活習慣を身に付けましょう

アクネ菌ってなに

アクネ菌ってなに?

★アクネ菌の性質や特徴

男・彼氏の大人ニキビケア ニキビの原因となるニキビ菌・アクネ菌の性質を理解していれば、ニキビレスに、またニキビが悪化することを防ぐことができます。では、アクネ菌はどのような性質や特徴を持っているのでしょうか?

★顔のニキビはアクネ菌が原因!

ニキビを引き起こす原因菌がアクネ菌、あるいはアクネ桿菌と呼ばれる細菌ということはみなさんもご存知のことでしょう。正式名称はプロピオバクテリウム・アクネスと言いますが、一般的にはアクネ菌という名前で知られています。
実はこのアクネ菌、特別な菌というわけではありません。アクネ菌はだれもが持っている常在菌の一つなのです。常在菌とは、普段から人間の身体に住みついている細菌ことです。代表的な常在菌として、腸管内に腸内細菌をご存知かもしれません。善玉菌、悪玉菌に分けられ、善玉菌優位のバランスを保っていれば、むしろ住処を提供する代わりに病原菌から守ってくれますが、悪玉菌が優勢になれば健康状態が脅かされるという、わたしたちの健康状態と密接に関わっています。アクネ菌も同じようにすべての人の皮膚に住みついていています。そして、アクネ菌も他の常在菌と同様に、善玉菌と悪玉菌が存在しています。悪玉菌がニキビ発生に関わっているのです。
では、常在菌であるアクネ菌はどのようにニキビと関係があるのでしょうか?ニキビは皮脂や角栓などで毛穴が詰まることにより発生します。ふさがった毛穴の中に皮脂が溜まった状態が初期段階の白ニキビは、面皰(めんぽう)とも呼ばれています。さらにアクネ菌が増殖して炎症が起こると、赤ニキビや黄ニキビに悪化してしていきます。そのような状況にならないように、まずは正しい洗顔でアクネ菌を増やさないことがとても大切になっていきます。

マラセチア菌について

★身体にできるニキビはマラセチア菌

背中や二の腕、胸、背中などにできるニキビのような吹き出物はアクネ菌が原因ではなく、マラセチア菌による毛包炎が原因であると言われています。顔にできるアクネ菌のニキビとは異なり、マラセチア毛包炎は痒みや痛みを伴わないという特徴があります。マラセチア毛包炎ができる基本的なメカニズムはニキビと同じですが、マラセチア菌はカビの一種です。ですから、ニキビとは異なり、自然治癒が難しいものです。医療機関で治療をするなら、たいてい1~2ヶ月で治癒することができるケースが多いので、自己判断で顔ニキビと同じ薬を使わずに、早めに受診することをお勧めします。また、体にアクネ菌によるニキビができることもあります。ですから、体ニキビをケアするためには、アクネ菌の繁殖を防ぐ必要があります。どちらにせよアクネ菌とマラセチア菌はどちらも皮脂や湿気を好むので、余分な皮脂をきれいに落として、肌を清潔に保つことが予防方法になります。

アクネ菌について

★アクネ菌はどのように増殖するか?

アクネ菌はだれもが持っている常在菌ですが、なぜニキビができる人とできない人がいるのでしょうか?細菌の研究では、アクネ菌にも善玉菌、悪玉菌の2つが存在すると考えられているようですが、細分化するとアクネ菌はなんと66種類に区別されるそうです。そしてそれを大きく分類すると、悪玉は2種類、善玉は1種類になるようです。 善玉のアクネ菌は肌を弱酸性に保ち、病原菌の繁殖を抑える性質をもっています。一方、悪玉アクネ菌は「遊離脂肪酸」という有害な物質を排出します。その結果ニキビに炎症が起こってしまうのです。アクネ菌は空気が入らず、皮脂の多い場所を好みます。ですから、角栓でふさがれた毛穴の中で、皮脂を餌にしながら悪玉菌が増殖してニキビがどんどん悪化していくのです。炎症が起こるのは、 皮脂が悪玉菌によって分解されて毒性のある物質になってしまうからです。善玉菌だけを増やすことが出来れば、ニキビになりにくい肌環境を維持することがでます。ですから、ニキビ予防やニキビの悪化を防ぐために、抗酸化作用や殺菌作用のある化粧水を使ったり、ビタミンBを摂取することで、ニキビ予防や悪化を防ぐことができます。

★アクネ菌を増やさないためのケア方法とは?

悪玉菌だけを殺菌することができればよいのですが、それは難しいです。強い殺菌剤を用いると、善玉のアクネ菌や皮膚によい働きをしてくれる他の常在菌まで殺菌してしまいます。また、殺菌はニキビの根本的な解決方法にはなりません。毛穴が詰まらなければアクネ菌は増えませんので、角栓が詰まらない毛穴ケアをすることがニキビ予防につながります。またそれに加え、アクネ菌が繁殖しないよう、角質を柔らかくし、毛穴の入り口を塞がないようにするためには、スキンケアをしっかり行いましょう。朝晩の1日2回の正しい洗顔、その後の保湿を行い、肌を清潔に保つようにしましょう。さらに、体の内側からもニキビ予防をすることもできます。肌に良い栄養バランスの摂れた食事をすることや、質の良い睡眠をとること、ストレスを溜めないこともアクネ菌を増やさないインナーケアとして行うことができるでしょう。

大人ニキビの原因菌であるアクネ菌を増やさないよう、日々のスキンケアや生活習慣により予防していきましょう。

男性のニキビの原因