時間はかかりますが、肌の赤みを抑えることは可能

大人ニキビの赤みを抑えたい

大人ニキビの赤みを抑えたい

★原因と対策

男・彼氏の大人ニキビケア 赤ニキビやニキビ跡などの肌の赤みに悩みを抱えている方も少なくありません。どうしてニキビで肌が赤くなるのでしょうか?またその対策方法はあるのでしょうか?

★どうしてニキビで肌が赤くなるのか?

ニキビは、皮脂や古い角質が毛穴に詰まることが原因となり発生しますが、すぐに肌は赤くなりません。最初の初期段階のニキビは、「白ニキビ」と言い、毛穴に詰まった皮脂が白く見えているだけの状態です。しかし、白ニキビが悪化すると、毛穴に詰まっていた皮脂が少しづつ表面へと押し上げられて、毛穴が開いてきます。そして、それが空気に触れて酸化した皮脂が黒ずんでしまうと「黒ニキビ」となります。これがさらに悪化すると、詰まっている皮脂を栄養源にして、皮膚の常在菌でニキビの原因菌でもあるアクネ菌が増殖し、炎症を起こします。この際、ニキビやその周辺の肌が赤くなるのが「赤ニキビ」です。この状態まできてしまうと、ニキビの炎症が引いたとしても赤みだけが残ってしまい、赤いニキビ跡が残ってしまうのです。少しづつ時間と共にそのニキビ跡は薄くなってきますが、完全にきれいな元の状態に戻るまではかなりの時間を必要とします。

赤ニキビの根本的な治療

★赤ニキビの治療法とは?

ニキビの初期状態で多用されるディフェリンゲルではもはや効能不足となり効果がありません。炎症がひどい場合、皮膚科での赤ニキビの治療には、殺菌効果や消炎効果がある抗生物質が用いられます。「ダラシンTゲル」や「アクアチムクリーム」などの外用抗生剤、また「ルリッド錠」「ミノマイシン錠」「クラリス錠」といった内服抗生剤などがあります。また、炎症がとても激しい場合には、ニキビに直接、「ケナコルト」というステロイド剤(副腎皮質ホルモン剤)の局所注射を打つ場合もあります。ケナコルトは炎症を抑えることに特化した薬なので、短時間で炎症を抑えることができます。

★抗生物質のケアは根本的な治療法ではない!

上記で見た皮膚科での治療は、残念ながら根本的な治療法とは言えません。抗生物質やステロイドは、炎症を抑える対処方法としてとても効果的ですが、ニキビを発生しにくくする効果は期待することはできません。全ての菌を殺してしまう抗生物質は、善玉菌も殺してしまうので、肌の将来の健康を考慮に入れるならマイナスになる場合もあり得ます。また、ステロイドの使用はとても注意が必要で、炎症を治める代わりに肌のバリア機能を大幅に低下させてしまうので気をつけなければなりません。

★赤ニキビの根本的な治療法とは?

炎症がひどい場合に、抗生物質やステロイドを一時的に用いることは正しいことです。ニキビが発生する原因は、肌バリア機能の低下と、毛穴が縮小して角栓が詰まりやすくなる2つの要因です。これらの原因となる男性ホルモンの量を低下させ、女性ホルモン優位の体質を維持することが根本的な治療になってきます。ですから、男性ホルモンを減らすためのホルモン治療を行うことや、肌バリア機能を向上させるため、角質層を保湿する化粧水などを用いることができます。

自宅でも出来る赤みを軽減させる方法

★ストレスを溜めないこと

ストレスが溜まると、血中の脂肪分が増加して、血液が流れにくい状態になってしまいます。そのため、栄養と酸素を十分に肌に届かせることができません。また、ストレスで発生する活性酸素が、炎症の悪化や炎症の沈静を遅らせます。ストレスを軽減するか、活性酸素を抑える対策をすることが赤み軽減につながります。

★質の良い睡眠をとること

寝る前の間食や、スマホの使用は深い眠りを妨げますので気をつけましょう。また、夜10時~深夜2時までが新たな細胞が体内で作りだされる時間帯です。なるべく早めに就寝するように心がけましょう。毎日、最低でも6時間以上は睡眠時間を確保するようにしましょう。

★正しいスキンケアをすること

皮膚を溶かしたり、刺激を与えるようなスキンケアは、ニキビの赤みを悪化させます。正しい知識に基づいたスキンケアを行うようにしましょう。 たとえば、肌の乾燥はニキビを悪化させます。洗顔をした後は、しっかり保湿をすることがとても大切です。また、油分の多い化粧品の使用は皮脂詰まりの原因となりますので、油分が少なめの製品を使うようにしましょう。

★ニキビはつぶさないこと

ニキビができると、ついついつぶしたくなってしまう方も多いことでしょう。しかし、触ったり、つぶしたりする行為が細菌感染の原因となり、ニキビが悪化したり、ニキビ跡が残ってしまう可能性があるので、むやみに手で触ったりつぶすことは避けましょう。

時間はかかりますが、肌の赤みを抑えることは可能です。皮膚科での治療を受けることもできますが、生活習慣などを改善させることなど自宅で行えることもたくさんあります。少しづつ赤みを改善することが出来るように努力をしていきましょう。

男性のニキビの原因