ニキビの原因となるアクネ菌や黄色ブドウ球菌を殺菌し、重症のニキビを治す

ニキビに抗生物質は効くのか

大人ニキビに抗生物質は効くのか

★長期的な服用には抵抗がある

男・彼氏の大人ニキビケア 大人ニキビに悩んだ末、皮膚科に行くと必ず処方されるのが抗生物質です。効果を期待することができますが、長期的な服用には抵抗がある方も少なくありません。どうしてニキビには抗生物質が処方されるのでしょうか?本当にニキビに効果的なのでしょうか?

★抗生物質のメリットとは?

抗生物質には大きく分けて2種類あります。食前食後のタイミングなどで飲むタイプの「内服薬」と、ニキビができている患部に塗る「塗り薬」タイプの2種類です。これらは、ニキビの原因となるアクネ菌や黄色ブドウ球菌を殺菌することにより、炎症をおこしたり化膿した重症のニキビを治します。

抗生物質とは

★抗生物質のデメリットとリスクとは?

抗生物質は、病院で診断後、処方してもらい抗生物質を手にすることができます。3割負担の場合の病院の診察費用は、初診料810円、再診料370円、処方箋料200~210円、その他処置料がかかります。さらに薬代として500~3,000円前後かかります。通常5日分~2週間分の薬を処方してくれるので、定期的に病院に行く場合は、さらに費用がかかってきます。費用に加え、病院を受診する手間や時間などもデメリットになります。抗生物質のリスクには何が関係してくるでしょうか?薬ですので副作用がでる場合もあります。長期間服用する場合は、ニキビの殺菌耐性をつけてしまい効果がなくなってしまう性質があるので使用頻度には気をつけなければいけません。

★抗生物質の種類とは?

一般的にどんな抗生物質がニキビには処方されるのでしょうか?

内服薬

・ルリッド錠
感染の原因となる病原菌の発育を抑えるます。ニキビの炎症以外には、風邪や中耳炎などにも処方されます。副作用はあまりありません。

・ミノマイシン
感染の原因となる病原菌の発育を抑え、炎症などの症状を治します。ニキビ以外に、口内炎などにも処方されます。副作用として、胃の不快感や吐き気、頭痛やめまい感がみられます場合もあります。長期間服用している方や、高齢者の方などは手足にあざのような色素沈着を生じる場合もあります。

・バナン錠
細菌の細胞壁の合成阻害により殺菌作用があります。過敏症状、じんましん、かゆみ、むくみなどが副作用として起こる場合があります。

・クラビット錠
細菌のDNA複製を阻害するほど、殺菌作用があります。ニキビの原因となるアクネ菌、黄色ブドウ球菌に対しての殺菌効果があります。副作用として、過敏症状、発疹、かゆみなどのアレルギー症状、日光過敏症などが生じる場合があります。

外用薬

・アクアチムクリーム アクアチム軟膏・アクアチムローション
病院で処方される一般的な外用薬ですが、ニキビに高い効果があり、人気があります。抗菌や殺菌作用があるので、赤ニキビの治療目的として処方されています。痛みや湿疹、発赤、炎症、皮膚の乾燥などの副作用が生じる場合があります。

・ダラシンTローション
抗菌や殺菌作用があるので、赤ニキビの治療目的に処方されます。かゆみ、つっぱり感、刺激、かぶれなどの副作用があります。

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★なぜ抗生物質が処方されるのか?

抗生物質を服用するなら、ニキビの原因菌であるアクネ菌を殺して、炎症を抑えることができるので処方されます。アクネ菌は、健康な身体であってもすべての人が持っている「常在菌」と呼ばれる細菌の一つです。アクネ菌は、空気と触れない、脂肪のある場所を好み、そこで繁殖をします。ですから、皮脂で毛穴が詰まっているときにアクネ菌が原因で内部で炎症を起こし、それが結果としてニキビ発生となるのです。アクネ菌には腸内菌と同じように、善玉菌と悪玉菌がいます。善玉菌は肌を健康に保つための役割を担っており、悪玉菌はアクネ菌と一緒にニキビ発生へと協力をしています。しかし、抗生物質を服用すると、悪玉菌はもちろん、肌の再生に必要な善玉菌まで殺してしまうのです。ニキビを抑制することはできますが、ニキビへの効果は細菌が死滅した間だけしか維持することができません。アクネ菌は常在菌ですのでまたすぐに増えていきますし、詰まった毛穴にすみつくことで炎症を再発させます。つまり、根本的な解決にはなっていないのです。抗生物質は、ニキビがでてこないようにおさえている状態に導いているだけなのです。しかし、抗生物質には、効果が早いというメリットがあります。どうしても治したいという緊急性がある場合はお勧めです。

★ニキビを治すために一番重要なこととは?

抗生物質は効果はありますが、炎症を抑えているだけでニキビを根本的に治すことはできていません。また、長期間の抗生物質投与は、体に負担がかかり副作用がでる場合もあります。では、ニキビを治すためには何が大切なのでしょうか?それは、アクネ菌が繁殖する”皮脂”を減らすことです。皮脂はニキビの最大の原因です。皮脂が溜まらないような生活習慣を身に着け、ニキビができないようにしましょう。

ニキビを治すために抗生物質を処方してもらうことで、治りが早くなったり、時には跡が残らなくなったり肌にとってよいこともあります。自分の肌の状況を確認しながら病院で専門家に相談してみるとよいでしょう。

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